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JR桜木町駅「新南口」6月27日供用開始。ホテル・商業施設も

JR東日本は、新たに完成する桜木町駅の新改札口「新南口(市役所口)」を6月27日に供用開始。同時に、駅直結のホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町」、商業施設「CIAL 桜木町 ANNEX」を開業する。

新改札口は、駅南(関内駅)側地区のアクセスを向上させ、周辺地区との回遊性を高め、賑わい作りに寄与するという。営業時間は7時から22時30分。

隣接するJR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町は、3階から12階が客室で、全274室(シングル136、ダブル82、ツイン56)。館内は、鉄道発祥の地である桜木町駅(旧横濱駅)を想起させるアイアンフレームと室内灯により、ノスタルジックさと暖かさを演出するデザインとしている。

その他、セルフチェックイン機、シモンズ製ベッドなどを設置し、バスルームは全室バス・トイレセパレート(洗い場付き)仕様。

CIAL 桜木町 ANNEXは、駅やホテル利用車のほか、地元の人や観光客などにむけた施設。ショップ内は鉄道モチーフをデザインに取り入れているのが特徴。

1階から2階が商業施設で、「フードホール KITEKI」「成城石井」「スターバックスコーヒー」の3店が出店。フードホール KITEKIは、「横濱」をオマージュし、横濱ならではという5つの専門店(ミートダイニング、洋食屋、ベーカリーショップ、スイーツショップ、バー)が集まるアーバンフードホール。朝食は彩・食・健・美をテーマに、神奈川の特産物や、横濱の食文化を発信しながら、オールビュッフェで提供する。

2階には認可保育園「桜木町ステーションナーサリー」を設置。園内は日本鉄道発祥の地にちなんで「プラットホーム」をコンセプトとし、線路やトンネルのモチーフを取り入れている。

フードホール KITEKI
桜木町ステーションナーサリー

1階は旧横濱鉄道歴史展示「旧横ギャラリー」として、鉄道記念物である110形蒸気機関車をはじめ、中等客車の再現、鉄道開業時に英国から輸入された双頭レールの実物展示やパネル、ジオラマなど、鉄道発祥の地にちなんだ展示を行なう。

旧横ギャラリー