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Instagram、新型コロナ関連を検索すると保健機関などの情報を表示
2020年3月25日 18:40
Instagramは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けた取り組みとして、3月25日より、検索画面に信頼できる情報のリソースを表示する機能などを新たに追加。またストーリーズで使える新しいスタンプ各種と、ビデオチャットをしながらInstagramの投稿を友達と一緒に閲覧できる機能を提供開始した。
Instagramの検索画面では、新型コロナウイルス感染症に関する情報を検索すると、検索結果のトップに、世界保健機関(WHO)や現地の保健機関などのリソースを紹介するポップアップを表示するようになる。
誤情報の拡散を減らすため、新型コロナウイルス感染症に関連するアカウントを、おすすめのアカウントから削除。発見タブにおいても、信頼できる保健機関の投稿を除いて、新型コロナウイルス感染症関連のコンテンツは削除する。今後は、第三者ファクトチェッカーが誤情報であると指摘したフィードおよびストーリーズ投稿は、表示順位を下げるとしている。
また、ユーザーのコミュニティのサポートとして、ストーリーズで使える新しいスタンプ各種と、ビデオチャットをしながらInstagramの投稿を友達と一緒に閲覧できる機能を追加する。
スタンプは、自宅で過ごしている様子をストーリーズでシェアするのに使える「おうち時間スタンプ」と、医師や看護師など医療従事者への感謝の気持ちをシェアするための「みんなの健康を守ってくれてありがとう」スタンプの2種類。
おうち時間スタンプは、臨時休校やイベントの中止、外出の自粛などで多くの人が家で過ごす時間が増えている中、自宅でのんびりしている様子やこだわりのインテリア、シェアしたい料理のレシピなど、おうち時間の楽しみ方を投稿するときに使えるスタンプ。
おうち時間スタンプを使っている投稿をまとめた「おうち時間」ストーリーズもホーム画面に表示。フォローしている家族や友達、お気に入りのクリエイターがどのように家で過ごしているのかをスライドショーのような形式で見られる。
また、利用者がストーリーズを通じて新型コロナウイルス感染症に関する正確な情報をシェアできるよう、手洗いなどのリマインダーに使えるようなスタンプも近日中に公開する予定。
ビデオチャットをしながらInstagramの投稿を友達と一緒に閲覧できる機能では、ダイレクト機能からビデオチャットを開始し、左下にある写真のアイコンをタップすると、自分が保存やいいね!した投稿、おすすめの写真・動画をビデオチャットしている相手と見られる。直接会えない相手とも、Instagram上のコンテンツを一緒に楽しみ、いつでも繋がれるとしている。