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東京駅前に錦鯉が泳ぐ池。三菱地所「常盤橋プロジェクト」

錦鯉の池イメージパース

三菱地所と新潟県小千谷市は協働で、東京駅日本橋口前で進められている「東京駅前常盤橋プロジェクト」の大規模広場内に、小千谷市で市の魚と制定されている「錦鯉」が泳ぐ池を設置する。完成は2021年夏頃予定。

東京駅前常盤橋プロジェクトは、東京駅周辺で最大となる約3.1haの敷地に、10年超の事業期間をかけて段階的に4棟のビルと7,000m2の広場開発を進める計画。2021年6月末に高さ200m超のA棟が竣工予定。2023年に高さ約390mのB棟の新築工事着工を予定する。

東京駅前常盤橋プロジェクト 街区全体イメージパース

プロジェクトの広場においては、開発期間中に企業や自治体との協働企画を順次実行。錦鯉の池はその一環として、広場空間の一部に設置する。

街区全体イメージパース 東京駅丸の内側より
A棟開業時の暫定広場イメージパース

池の大きさは約70m2。池を含む「小千谷市PRゾーン」(約230m2)では、錦鯉飼育セミナーや即売会等を通した、錦鯉に関する魅力や情報の発信、同市特産品のプロモーションが実施される。なお小千谷市は、錦鯉発祥の地として知られるという。

錦鯉の池 イメージパース(左)と位置図(右)

小千谷市PRゾーンは、池の完成前の2020年11月から開始され、期間は10年間を予定。錦鯉に関連する企画のほか、小千谷市の農産物、米菓、日本酒などをプロモーションする。

錦鯉 イメージ(左)と小千谷市特産品イメージ(右)

事業全体の計画地は、東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目。

現況(左)と完成予定図(右)