YouTube、新型コロナ感染拡大をうけ再生画質を480pに

YouTubeは、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い帯域を制限、デフォルトの画質を一時的に「標準画質(480p)」にする。EUや英国、スイスで実施しており、24日以降は全世界に広げていく。なお、デフォルトが480pになるが、ユーザーがより高画質な設定を選択することは可能。

また、社内で業務を行なうスタッフを削減している。普段は、人間とテクノロジーによる審査の組み合わせでコミュニティガイドラインを運用しているが、3月17日以降は審査担当チームが担当する審査作業の一部にも一時的にテクノロジーを活用。一部のコンテンツは、人間による検証無しに、自動システムの報告のみで削除するなど、運用を変更している。そのため、「必ずしもポリシーに違反していないコンテンツが削除される可能性もある」としている。

なお、COVID-19については、医療機関を受診しないよう勧める動画や、根拠のない治療法をうたう間違った情報を発信する動画の削除等を行なっている。