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「メルカリポスト」実証実験開始。商品発送用の無人投函ボックス
2020年3月23日 12:12
メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品を発送するための無人投函ボックス「メルカリポスト」の実証実験を開始。期間中、約20拠点に設置する。利用は無料。
メルカリポストは、「発送時間を短縮し、人目も気にせず、簡単に発送ができる」ことを狙いとして開始するサービス。実証実験後の本格的なサービス開始時は、全国のドラッグストア、スーパーマーケット、駅構内などへの設置を予定する。
実証実験は、イオンスタイル鎌取、イオンマリンピア店、イオンスタイル検見川浜での開始が決まっており、今後随時設置予定。実証実験中は機能に限りがあるとしている。
使い方は、らくらくメルカリ便の取り引き画面を開き、「ヤマトの営業所へ持ち込んで発送」から、「ネコポス」「宅急便コンパクト」を選択。QRコード作成ボタンをタップし、QRコードを用意する。なお、「ヤマトの営業所へ持ち込んで発送」を選択するステップは実証実験中のみ。
メルカリポストの右上にあるリーダーにQRコードを読み取らせると、伝票が発行され、投函口の扉が解錠される。印刷された伝票を荷物に貼り付け、投函口に荷物を投函。投函口の扉を閉め、アプリの発送通知ボタンをタップすることで発送作業は完了する。
利用者は、通常のらくらくメルカリ便と同様に送料のみ負担。らくらくメルカリ便の「ヤマトの営業所へ持ち込んで発送」の商品のみが対象で、対象外の商品のQRコードでは伝票が発行されない。荷物のサイズは、ネコポス、宅急便コンパクトのみが対象で、宅急便は対象外。メルカリポストが満タンで投函できない場合は、別の発送方法を利用する。
発表されている設置場所の所在地は、イオンスタイル鎌取が千葉市緑区おゆみ野3-16-1、イオンマリンピア店が千葉市美浜区高洲3-13-1、イオンスタイル検見川浜が千葉市美浜区真砂4-2-6。