ニュース

ORIENT STAR、「月の向こうに見える地球」を表現した4モデル

エプソンは、「ORIENT STAR」のコンテンポラリーコレクションから、「メカニカルムーンフェイズ」の新作4モデルを、4月23日に発売する。価格はすべて17万円。

メカニカルムーンフェイズは、月齢機能を搭載した機械式腕時計。これまでクラシックコレクションで展開してきたが、新作はコンテンポラリーコレクションとして展開する。

月齢表示のサブダイヤル

搭載するキャリバーF7M63は、9時位置のセミスケルトン、12時位置のパワーリザーブインジケーター、6時位置の月齢表示機構と日付という、オリエントスターの配置を継承しながら、駆動時間は50時間以上に向上しているという。ムーブメントの細部の仕様は、従来のクラシックコレクションに収められたものとは若干異なるとしている。

シースルーケースバックからムーブメントを見られる

新作の特徴として、「地球から見た月」という一般的な月齢表示の発想を逆転させ、「月の向こうに見える地球」を表現している点を挙げる。具体的には、6時位置の月から、その向こうに見える9時位置のセミスケルトンを地球に見立てている。

また、窓からのぞく機械式ムーブメントのテンプの動きで地球の生命観を、セミスケルトンを取り囲む丸く盛り上がったリングパーツで地球の丸みを表現している。

文字板は、ブラック、ホワイト、アイボリーの3種類で、いずれも宇宙の広がりをイメージしたという放射状の模様が施されている。

ブラック
シルバー
アイボリー

そのほか文字盤には、高い視認性を図り、鏡面と筋目に仕上げ分けされた時分針とバーインデックス、グレー色めっきを施したセミスケルトンのムーブメントパーツ、文字板となじむ銀色の月、両面無反射コーティングのサファイアクリスタルが採用されている。

プレステージショップ限定モデルは、ブラックダイヤルをマット仕上げにゴールド色のインデックスと針を採用し、定番のブラックダイヤルとの差別化を図っている。

プレステージショップ限定モデル

ケースとメタルバンドにはステンレススチール(SUS316L)を採用、ザラツ研磨を施している。またアクセントとして、同じくステンレススチールのりゅうず頭頂部には、ブラックもしくはネイビーのセラミックを施している。

品番は、ブラックが「RK-AY0001B」、ホワイトが「RK-AY0002S」、アイボリーが「RK-AY0003S」、プレステージショップ限定モデルのブラックが「RK-AY0004B」。

ケースサイズは48.5×41.0×13.1mm(縦×横×厚さ)、重さは171g。10気圧防水対応。パワーリザーブ表示機能、秒針停止装置付き。