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ヤフオク!、14日からマスク出品禁止

ヤフオク!は、ガイドライン細則を改訂し、オークション形式のマスク出品を3月14日以降禁止する。

ヤフオク!では2月7日にも緊急時に必要な物品を、不当な利益目的で出品していると思われる場合、削除可能にする改訂を行なっていたが、今回、経産省からの要請を受け、マスクの適切な価格かつ小ロットでの販売推進に関する対策を強化する。

ヤフオク!には、価格を固定した「フリマ出品」と価格が変動する「オークション出品」の2つの出品方式があるが、マスク出品禁止となるのは「オークション出品」。

14日以降は、「フリマ(定額)」設定ではないマスクの出品を発見した場合、出品削除等の対応を行なう。フリマ設定では即決価格のみの入札となるため、オークションによる価格高騰は発生しない。

また、マスクの出品時には、小ロット単位で適切な価格のフリマ設定への協力を呼びかけており、下記に該当する出品については、削除等の措置を実施する。

  • 適切な価格(従来市場での流通価格等)と比較して社会通念上不相当な価格が設定されていると当社が判断するもの
  • 社会通念上不相当に多量のマスクをセットで出品していると当社が判断するもの

入札者についても必要な人が必要な量のマスクや消毒液を確保できるよう配慮のうえ、落札するよう呼びかけている。

なお、消毒液その他の出品についてはフリマ設定等の措置の対象外だが、これまでどおりガイドライン細則に違反する出品を発見した場合は出品削除等の対応をするとしている。