ニュース
有明ガーデン内の大型商業施設「ショッピングシティ」。4月24日開業
2020年2月14日 18:06
住友不動産は、約10.7haで都内最大の開発面積となる大規模複合開発「有明ガーデン」の中核となる、延床面積約87,600m2の大型商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」を4月24日に開業する。
有明ガーデンは、街区に地域の生活や滞在利便、賑わい創出などの機能を高め地域活性を目指した、店舗数200店超の大型商業施設、最大約8,000名収容の劇場型ホールや劇団四季専用劇場、大規模な温浴施設と749室のハイグレードホテル、総戸数約1,500戸のトリプルタワーマンションなどで構成する大規模複合開発。所在地は江東区有明2丁目。
住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデンは、有明ガーデンの中核施設として誕生。湾岸エリアの地域居住者や街区周辺を訪れる人に、「豊かに味わう・楽しく育む・素敵に暮らす」の3つのテーマに沿った、合計203店舗(東京湾岸初出店137店、SC初出店20店、新業態10店)を提供するとしている。
敷地面積は21,244m2、延床面積は87,655m2、店舗面積は約40,000m2。地下1階地上5階建て。
施設1階には食品スーパー「イオンスタイル」を配置。周辺エリアに多いと予想される共働き世帯の需要に応えるとしている。店内には、購入した惣菜、弁当、スイーツなどを食べられるイートインコーナーを設置。イオン直営の飲食店も展開する。
また、有明ならではの立地を活かし、豊洲市場から仕入れた生鮮食品を取りそろえるほか、お酒コーナーには専属のソムリエを配置。好みや要望からシーンに合わせた商品を紹介するという。
2階には、吹き抜け広場を中心に、輸入食材・調味料などを販売するグロサリーショップやスイーツ、カフェ店舗を展開。カフェダイナーのキリンシティプラスなども出店する。
5階のレストラン街にはハンバーガーレストラン「UMAMI BURGER」や寿司店「ABURI百貫」など17店舗が出店。同じく5階に展開するフードコートには「神座」や「銀だこ」など13店舗が出店する。フードコート、テラスではカウンター席やBOX席など約800席を用意している。
子育て世帯を対象に、4階を中心に遊戯スペースや各種スクール、キッズ関連の物販・サービス店舗を集積。4階中心部には約180m2の屋内キッズスペースを用意する。5階屋上テラスには、約250m2の芝生広場を配置。ポップジェットを設けており、夏場は子どもが水遊びできるようになっているほか、巨大サイネージを設置しており、噴水と照明、音楽を使ったオリジナルシアターを上映する。
有明ガーデン・アネックス棟1階から3階には、都内最大級となる無印良品の新店舗が秋にオープンする。4月以降、有明ガーデン敷地内でワークショップやトークイベント、地域の生産者が参加するマルシェ「つながる市」を店舗オープンまでの間、継続的に開催。つながる市では、無印良品がデザインした屋台を利用するという。
そのほか、ファッション、生活雑貨、美容、スポーツ店舗が出店、マルシェゾーン「有明コレクション」も展開する。
内科、産婦人科、皮膚科、歯科、眼科などの診療所も設置。子どもの急な体調不良にも対応できる小児科や耳鼻科も用意。ドラッグストアでは処方箋受付も可能としている。
ショッピングシティでは、街区全体もあわせて全11カ所、総面積23,000m2超のイベントスペースも用意。出店店舗とともに、イベントやワークショップを開催するという。
住友不動産 ショッピングシティイオンカードが誕生
住友不動産では、羽田にて1,700室超の大規模ホテルを核とした複合開発「羽田エアポートガーデン」の開発も進めている。今回、有明ガーデンおよび羽田エアポートガーデンの提携クレジットカード「住友不動産 ショッピングシティイオンカード」を発行。イオンカード公式サイト「暮らしのマネーサイト」にて2月14日より入会受付開始する。住友不動産とイオン銀行における提携カードは今回が初。
同カードでは、通常のイオンカードの特典に加え、有明ガーデンおよび羽田エアポートガーデン内の住友不動産 ショッピングシティでの利用で、買い物の実績に応じた「お買物・お食事券」を配布するオリジナル特典を提供。4月14日までにカードを申し込むと、有明ガーデングランドオープン前の内覧会に参加できる。
年会費は無料(カード盗難補償無料付帯)。国際ブランドはVISA。