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JR西、車椅子のスムーズな乗車に向けたホームと車両の隙間解消機構

実証実験のイメージ

JR西日本は、車椅子利用者のスムーズな乗降のための、駅ホームと車両間の段差・隙間の解消する機構(車椅子段差解消機構)の開発に着手した。2月13日から試作機での実証実験を行なっている。

車椅子段差解消機構は、自動で可変的に隙間・段差を埋め、スロープの機能を果たす機能。大鉄工業 技術研修センター(兵庫県三田市)に試作機を設置し、動作安定性の検証や被験者による乗降試験などを行ない、鉄道環境下で利用する際の課題を抽出、改良に繋げていく。

具体的には、屋外条件や車両乗降口に対する安定した動作や、ホームに同機構を設置することにより想定されるリスクを抽出。また、車椅子での乗降体験から、利用時の課題抽出を目指す。