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近くのカフェやワークスペースのWi-Fi・電源有無がわかるアプリ「Dropin」

NTTコミュニケーションズは、ワークスペースとして今すぐ使える場所の検索・予約ができる「Dropin」の実証実験を本格開始。トライアル利用者およびワークスペース提供店舗を募集する。実証実験の期間は2月7日から3月31日予定。

Dropinは、スマートフォンの専用アプリを使った、利用者がいる場所の近くですぐにドロップイン(一時利用)できるカフェやコワーキングスペースなどの検索が可能。予約もアプリ上で行なえるほか、公衆無線LAN(Wi-Fi)や電源の有無、空席状況の確認もできる。

利用イメージは、iOS用アプリ「Dropin」で、近くにある店舗を検索。店舗までの距離、公衆無線LANや電源の有無、店舗形態、店内の雰囲気などの条件を指定して選択できる。

選択後は、「今すぐ行く」機能で、予約人数と席の種類を指定し、アプリで予約。「経路表示」で地図を確認しながら店舗に行き、「チェックイン」で店頭のQRコードを読み取り入店。利用後は「チェックアウト」でQRコードを読み取り退店する。

NTTコミュニケーションズでは、2019年12月より「BECK'S COFFEE SHOP」、「5 CROSSTIES COFFEE」の一部店舗でトライアルを実施。結果が好評であったことを踏まえ、より幅広い参加者とワークスペース提供店舗の募集に至ったという。

今回の実証実験の対象は、Dropinの応募フォームから申し込みをしたトライアル利用者および店舗。実施店舗はBECK'S COFFEE SHOPほか、順次追加予定。

トライアル利用者がスムーズに利用できるかなど、ユーザー体験の価値検証を行なうとともに、ワークスペースを提供する店舗側の運用状況を検証する。

今後は、カフェ・レストランなどの飲食店のほか、コワーキングスペースや貸し会議室などを提供する事業者との提携による、ワークスペースの選択肢の増加を目指す。決済方法は、アプリ内決済や法人向けの一括請求支払への対応を予定する。