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Googleマップ 15周年でアイコン一新。5つのタブや「座りやすい車両」など新機能
2020年2月7日 12:50
スポット、経路など5つの新しいタブ
新しいGoogle マップアプリには、5つのタブ(スポット、経路、保存済み、投稿、最新)が追加され、必要な情報にすぐアクセスできるようになる。
「スポット」は、地元のレストランや周辺の観光スポット、街のランドマークなどを紹介。世界中の約2億の場所に関する情報、評価、レビューなどをチェックできる。
「経路」は、車や交通機関の移動時に最も効率的なルートを確認できる。毎日の通勤ルートを設定すれば、リアルタイムの交通情報や移動時間、別ルートの提案などを受け取れる。
「保存済み」は、Google マップの気になる場所を保存する機能。マップ上で印をつけた場所を一カ所にまとめて整理し、保存した場所を表示したり、次の旅行で訪れたい場所を計画したり、行った場所に基づいたおすすめを共有できる。
「投稿」は、道路や住所、地図に載っていない場所、クチコミ、写真の詳細など、現地を知っているからこその知識や情報を簡単に共有できる。
「最新」は、地域の専門家やパブリッシャーから提供されるトレンドや必見スポットのフィードにアクセスできる。おすすめを発見、保存、共有できるほか、チャットで企業に直接質問して答えを得ることも可能。
Google マップのアイコンも「ピン」をモチーフにしたものにアップデート。「目的地までの移動」から「新しい場所や体験との出会い」を助けるサービスへの Google マップの進化を表現したという。また、15周年を記念して、Google マップのナビゲーションで特別な車のアイコンを期間限定で表示する。
車両編成は日本でのみ提供。女性専用車両も
さらにルートに関する詳細情報も3月から順次グローバルで提供予定。地域や公共交通機関によって提供時期は異なるが、気温やアクセシビリティ、女性専用車両に加え、日本でのみ「車両編成」も確認できるようになる。
「車両編成」は、日本でのみ提供する機能で、より座りやすい車両を利用できるよう、車両編成に基づいてルートを選択できる。
「気温」は、利用者が過去に寒いと感じたか暖かいと感じたかを事前に確認でき、快適に公共交通機関を利用可能にする。
「アクセシビリティ」は、特別な支援や補助が必要な場合、係員の有無、バリアフリー出入口や座席、非常停止ボタンまたは高可視 LED などが利用できる公共交通機関を特定できる。
「女性専用車両」は、女性専用席や女性専用車両の有無を表示。
「セキュリティ」は、保安要員、監視カメラ、非常電話の有無を事前に確認できる。
歩きだす方向をすばやくみつけられる「ライブビュー」も強化。Google マップのライブビューは、周囲の風景に拡張現実のナビゲーションを重ねて表示しているが、今後数カ月以内に目的地までのアシスト機能を改善し、移動距離と目的地の方向をすばやく確認できるようになる。