「新幹線eチケットサービス」3月開始。Suicaで乗れる

利用の流れ

JR東日本、JR北海道、JR西日本の3社は、スマホ等などで予約後、Suica等交通系ICカードを新幹線自動改札機にタッチするだけで、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線に乗車できる「新幹線eチケットサービス」を、3月14日から開始する。

新幹線eチケットサービスは、センターサーバにおいて予約情報の管理から認証処理までを行なうセンターサーバ照会方式の新幹線IC乗車サービス。予約サイト「えきねっと」または「e5489」で新幹線を予約する際に、交通系ICを指定することで、その交通系ICで新幹線が利用できるようになる。列車や座席の予約情報は、予約完了後に配信されるメールや予約サイトで確認できる。

サービス提供区間は東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線全区間の停車駅相互間。

対象の交通系ICは、モバイルSuica、Suica、Kitaca、ICOCA、PASMO、TOICA、manaca、PiTaPa、nimoca、SUGOCA、はやかけん。子ども用の交通系ICも利用可能。

「新幹線eチケットサービス」提供区間

購入できるのはえきねっと、e5489のみ。運賃と料金が一体となった新幹線専用商品で、普通車(指定席・自由席)、グリーン車、グランクラス(飲料・軽食なし含む)の予約が可能。発売期間は乗車日1カ月前の午前10時から乗車日の列車出発時刻4分前かつ22時54分まで。同一列車、同一行程の場合、1回の予約で6名まで交通系ICで乗車できる。

主な区間の価格

なお新幹線eチケットサービスの開始に伴い、「モバイルSuica特急券」は3月13日をもってサービス終了する。