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京都烏丸通「新風館」が4月16日にオープン。NTT都市開発

エースホテル京都客室イメージ

NTT都市開発は、旧京都中央電話局跡地で開発中の複合施設「新風館」を4月16日にグランドオープンする。

新風館は、旧京都中央電話局の建築物を一部保存・改修した施設で2001年から2016年までの間商業施設として営業していた。2017年10月から「新風館再開発計画」が開始。2019年11月に名称が「新風館」に決定され、2020年春開業がアナウンスされていた。施設内ではホテル、店舗、映画館などを展開する。

名称の由来は「京都に新しい風を吹かせたい」という思いから。旧京都中央電話局の建築物は京都市指定・登録文化財第一号となっている。

新風館外観

施設内にはアジア初となる米エースホテル系列の「エースホテル京都」が開業。客室は旧京都中央電話局を利用している。同ホテルは立地ごとにデザインが異なるのが特徴で、豊かな自然と芸術、絶え間なく進化し続ける文化、洗練された職人技と深淵な歴史のある京都を尊ぶ場を目指すという。

客室は213室。ギャラリー、ジム、コーヒーショップ、ルーフトップバーを備え、3つのレストランも設置。バンケットルームや、イベント、結婚式に使える3つのミーティングルームもある。

住所は京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2で、地下鉄「烏丸御池」駅直結。敷地面積は6,384m2、延床面積25,537m2、店舗面積2,396m2。地下2階~地上7階で高さは約31m。鉄骨造/地下鉄筋コンクリート造。宿泊予約は1月28日開始。