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レジ袋利用に「申告カード」。経産省など庁内コンビニで実験
2020年1月27日 14:42
経産省などが、庁舎内のコンビニ店舗でレジ袋を削減する取組を1月27日から2月14日まで試行する。2020年7月1日から、全国一律でレジ袋有料化が開始することを受けて行なわれる取組。「ナッジ」と呼ばれる行動経済学手法を活用した検証方法を使い、その結果を発表することでレジ袋削減に取り組む事業者の参考としてもらうのが目的。
ナッジ(nudge)は、「軽く突く」などの意味。行動科学の知見に基づく工夫や仕組みで、人々がより望ましい行動を自発的に選択するよう誘導する政策手法。
検証に参加する省庁内の店舗で、消費者にレジ袋の申請カード(又は辞退カード)を提示させる。海洋ゴミの写真付きカードや、世界各国の取組を説明するカードなど、異なるタイプのカードを使ってその効果を比較。消費者にどのような働きかけをすれば効果的かを検証するという。
取組に参加するのは、経産省のほか、特許庁、財務省、外務省。実施店舗は下記の通り。
- ファミリーマート 経済産業省店
- ローソン 外務省店
- セブン-イレブン 特許庁店
- ファミリーマート 財務省本庁舎店
検証後は、2月25日から経産省、特許庁の店舗でレジ袋有料化を実証実施する。