ニュース

三井不動産、家の中まで届ける「ナカ配」開始。スマートロックと連携

三井不動産レジデンシャルは、分譲マンション「パークホームズ月島二丁目」において、自宅不在時にも食材等を家の中へ配達する「ナカ配サービス」の運用を4月より開始する。

ナカ配サービスは、三井のマンション・戸建て居住者を対象としたメンバーシップサービス「三井のすまいLOOP」の新メニューとして開始するサービス。スマートロックと連携したセキュリティシステムを活用している。

サービスの流れは、居住者の専用アプリにエントランスから来客通知が届き、居住者は有効日時・回数制限付きの鍵を業者に発行。アプリを使って玄関鍵を解錠すると、カメラの録画が開始され、居住者は外部から様子を確認できる。このシステムは、配達のほか、不在時の家事代行サービスにも活用できる。

パークホームズ月島二丁目のセキュリティシステムは、シブタニの鍵クラウドサービス「Tebra connect」にセキュリティカメラを組み合わせ、さらにテンフィートライトのインターフォンアプリケーション「住まうほん」と連携し、構築。

施錠・解錠等の操作は、Tebra connect専用のアプリケーションを通じて行ない、自宅不在時に来訪があった際は、インターフォンアプリケーション「住まうほん」にて着信が届き、応対をする。制限付き合鍵発行の仕組みは、Tebra connectによるもの。

提携先企業(提供サービス)は、東都生活協同組合(食品宅配)、マイファーム(食品通販)、ベアーズ(家事代行・ハウスクリーニング)、プレミアムウォーター(ウォーターサーバーレンタル・天然水ボトル配送)、アピッシュ(洗濯代行・クリーニング)、Shoe Shine WORKS(靴磨き・靴修理)。今後も提携先企業を増やし、サービスを拡充するとしている。

パークホームズ月島二丁目は、1月下旬より販売、4月中旬より入居予定。