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三菱鉛筆、濃く滲みにくい新ゲルインク搭載の「uni-ball one」
2020年1月22日 14:20
三菱鉛筆は、新開発ゲルインクを搭載した“ノート、くっきりキマる。”「uni-ball one」を2月26日に発売する。価格は120円。
uni-ball oneは、一般的なゲルインクと比べ、黒色は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色する新開発の「ユニボール ワンインク」を搭載したゲルインクボールペン。後で見返した時にくっきりキマる、印象的なノートを作れるという。
ユニボール ワンインクは、従来の色材を粒子中に閉じ込めた独自開発のビーズパック顔料を使用。インクの色材となる顔料を粒子中に閉じ込め、粒子のサイズを大きくすることで、色材の紙面への浸透を極力抑えるという。それにより、紙面上の色材が本来の色を発色し、黒はより濃く、カラーはより鮮やかに発色。
また、インク内の固形と液体の成分比を変更し、紙面への浸透が速い速乾性インクでありながら、色材が紙面に吸収されるのを抑えるため、にじまず、裏抜けしないという。
ボール径は0.38mmと0.5mmを展開。インク色は黒、赤、青、イエロー、オレンジ、グリーン、ピンク、スカイブルー、ライトピンク、ブルーブラックの10色が共通。0.38mmは、ロイヤルブルー、ライトブルー、マンダリンオレンジ、ライムグリーン、エメラルド、ベビーピンク、バイオレット、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラックを加えた全20色。
軸色は黒(黒インクのみ)とオフホワイト。オーバル形状のオープンクリップは、ノートや手帳に挟みやすい可動式のクリップを採用している。
また黒インクに関しては、三菱鉛筆と立命館大学の共同研究で、認知心理学の知見から顕在記憶と手書き文字の相関を検証。その結果、濃く、くっきりとした文字ほど記憶に残りやすいことが判明したという。このため、uni-ball oneを使うことで、ノートを見返した際に印象に残りやすい文字が書けるとしている。