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ドコモ、見せたいシーンを選んで共有できる動画アプリ「MARKERS」
2020年1月20日 17:16
NTTドコモは、スマートフォンなどで撮影した長時間の動画からシーンをピックアップし、家族や仲間と動画を共有できるアプリ「MARKERS(マーカーズ)」の提供を、1月20日から開始した。アプリ利用料金は無料。
対応機種にアプリをインストールすれば、ドコモの回線契約がなくても利用可能。対応機種は、iOS12.0以上のiPhone・iPad、Android6.0以上のスマートフォン・タブレット。
家庭内では、運動会やおゆうぎ会などのイベントにおける子どもの活躍を遠方の祖父母への共有が可能。部活動・サークルでは、普段の練習や試合の様子をすぐに共有し、選手が練習終わりにプレーの振り返りをしたり、監督やコーチが指導に活かすなどの使い方が想定されている。
MARKERSの特長は、「Marker付け」、「グループ内での動画共有」、「クラウド保存」の3つ。
Marker付けは、撮影中および視聴中に任意のシーンに印(Marker)を付けられる機能。Markerを付けたシーンの頭出し再生や、Markerを付けたシーンのみをつないだダイジェスト動画の作成が可能。
グループ内での動画共有はアプリ上で「ホーム」と呼ばれ、Markerやコメントを付けた動画を家族や友人、メンバーなどで作るグループ内で共有できる。ライブ配信、複数のユーザーが撮影した同時刻の動画の共有によるマルチアングル視聴も可能。1グループ内で共有できる動画の総容量は5GB(メンバー数1人から5人)から30GB(6人から29人)。動画1本あたりの容量制限はなし。
クラウド保存は「マイコレクション」と呼ばれ、共有された動画を自分用としてクラウドに保存し、時系列で整理できる。保存した動画には、自分だけのMarkerが付けられる。個人用のクラウド保存容量は5GB。
利用方法は、各ストアからMARKERSアプリをダウンロードしたのち、ニックネームを登録すれば利用できる。ニックネーム登録から30日経過後は、dアカウントを登録すれば継続して利用可能。
また、撮影機材がスマホではなく、ビデオカメラの場合は別途RTMP(Real-Time Messaging Protocol)対応の通信機器が必要。