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PayPay、2月は40%還元。牛丼など飲食チェーンや自販機

PayPayは、全国6,500以上の対象飲食店や21万台以上の自動販売機でPayPay払いを行なうと、40%のPayPayボーナスが戻ってくる「全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」を2020年2月1日から2月29日まで開催する。

キャッシュレスを身近にするため、人気の有名飲食チェーンと協力して実施する。

対象の店舗や自販機は、サンマルクカフェ、すき家、Coke ON、日高屋、中華一番、来来軒、らーめん日高、ちゃんぽん 菜ノ宮、はなまるうどん、うまげな、さぬき麺屋、つるさく、サーティワン アイスクリーム、松屋、松のや、松乃家、チキン亭、マイカリー食堂、ヽ松(てんまつ)、松そば、ステーキ屋松、𠮷野家。

付与上限は、500円相当/回、1,500円相当/期間。期間中に、対象の店舗・箇所でPayPay残高で支払うと、40%のPayPayボーナスを付与。Yahoo!プレミアム会員は、最大50%のPayPayボーナスを付与する。ただし、ヤフーカードを含むクレジットカードでの支払いは対象外。付与予定日は、支払日の翌日から起算して30日後。

「40%戻ってくる」は、「いつもどこかでワクワクペイペイ」(2020年2月)として開催。3月は、対象のスーパーマーケットでお得に買い物ができるキャンペーンを実施する。

吉野家、松屋、すき家が1つのキャンペーンに乗るのは初

PayPayは、40%戻ってくるキャンペーンの発表会を実施。PayPay 代表取締役社長執行役員CEO 中山一郎氏はキャンペーンの目的について、PayPay利用者、未利用者の双方に対して使うきっかけを提供し、キャッシュレスをより身近にすることであると話した。

また、キャンペーンの対象店を利用した1日の食事の例を提示し、合計1,276円のところ、509円相当が還元され、実質767円になると説明した。

発表会では、対象企業8社(日本コカ・コーラ、B-R サーティワンアイスクリーム、サンマルクカフェ、東京すき家、はなまる、ハイデイ日高、松屋フーズ、吉野家)の代表者が登壇。

それぞれがキャンペーンの魅力を語る中で、吉野家の伊藤正明氏(常務取締役)は、「すき家、松屋、吉野家が同じキャンペーンに乗るというのは史上初で、同じ場所に登壇することも初めて」と話した上で、ライバルが参加するから自社も参加するのではなく、外食を使うきっかけを作りたいという思いで参加したと説明した。

さらに、PayPayのCMに出演する宮川大輔さんと、参加各チェーンのスタッフが登壇。スタッフがそれぞれのおすすめ商品を紹介した後、宮川大輔さんとともに、CMで出演者が躍る「PayPayダンス」を披露した。

決済回数は20%還元第1弾時の22倍

中山一郎氏

PayPayの中山一郎氏は、発表会の中でPayPayの現状について紹介。ユーザー数は2,300万人以上、加盟店申込数は185万カ所以上、単月の決済回数は1億回以上だという。

それぞれ過去との比較で、伸びの大きさを説明。決済回数については、2018年12月に実施した20%還元キャンペーン第1弾の時と比べて、22倍に増加していると述べた。

加盟店数については、大手チェーンを例に、2018年11月時点と2020年1月時点の大手チェーンのスライドの比較で紹介。

さらに、都市部および都市部以外のそれぞれの使える店舗数について、第三者機関による調査結果を紹介し、QRコード決済事業者4社の比較から、PayPayが勝っていることをアピールした。

そういった中でも、利用率についてはクレジットカードを、利用者数についてはスマホ利用者を引き合いに出し、まだ伸びしろがあるという考えを述べた。

そのほか、オンライン決済や請求書払い、個人間送金など、使えるシーンを拡大していることを説明。自社グループから始めたオンライン決済だが、今後は利用可能なオンラインサービスを他社にも拡大していくと話した。

そのほか、請求書払いにおける通信販売の対応開始や、金融サービスの開始を発表した。

PayPay請求書払い、通信販売の支払いに対応

PayPayの金融サービス、2020年春始動