JR北海道、新幹線札幌駅の計画を一部変更。より利用しやすく

JR北海道は、新幹線札幌駅の計画について、一部内容の変更を行なう。主に利便性を向上するための調整となっている。

変更内容は、「新幹線専用改札の位置」、「新幹線平面線形、ホームの位置」、「在来線乗換跨線橋の位置」の3点。

新幹線専用改札の位置については、元々1階を予定していたが3階に変更し、新たに開発されるビルと接続。在来線改札、幹在乗換改札と同じフロアに集約することで、利用者がわかりやすいよう配慮する。また、再開発ビルと接続することで、バス、地下鉄、タクシーとの交通結節機能を確保。交通広場の利便性も高める。

新幹線平面線形、ホームの位置としては、創成川を渡った場所に新幹線東改札を設置しやすいよう、新幹線下りホームの位置と平面形状を変更。ホーム位置を南側に約1.5m、東側に約25m移動して、上下線ホームの位置が揃う状態に調整。ホームの幅員も変更する。

在来線乗換跨線橋の位置は、乗換跨線橋および在来線ホーム接続部の通路幅を広くするため、乗換跨線橋の位置を現在の計画位置から西に約50m移動。このため東西連絡通路が約50m延びるが、通路幅は6mから8mに広がる。

詳細な計画は今後決定するが、工期・工事費については、現計画の範囲内に収まるという。