高速道路初のSAコワーキングスペース「KIW-Workbox」

コワーキングスペースイメージ

高速道路のサービスエリア(SA)に、全国の高速道路では初となるコワーキングスペース「KIW-Workbox山之口SA」が設置される。宮崎大学 地域資源創成学部、NEXCO西日本、九州アイランドワークがこれを用いた共同研究・社会実験を実施する。期間は1月20日から2021年3月末まで。利用料金は1時間200円。

この取り組みは、高速道路が潜在的に持つ可能性創造の観点から、SAを分散型のワークプレイスの1つと捉え、コワーキングスペースを設置することで新たな移動形成等について、共同研究するもの。コワーキングスペースの利用実態調査、地域特性を活かした調査研究などを行なう。

コワーキングスペースイメージ

活用イメージ

設置場所は宮崎自動車道 山之口SA(上り線)。スノーピーク社製の「住箱」を改修したコワーキングスペースを設置。冷暖房、Wi-Fi、電源コンセント、モニターディスプレイ、最大4人までのミーティングテーブル、カウンターテーブル(4席)を備えている。またビジネス本、地域のガイド誌や定量データ資料など、地域色の高い書籍を設置するとしている。

利用には専用スマホアプリ「KIWアプリ」(iOS/Android)を用い、クレジットカードの登録が必要となる。アプリから利用予約し、予約した時間にスマートキーを取得して入室する。睡眠や宿泊は不可で、人数制限は7人まで。