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Googleアシスタント、付箋やなめらかな長文読み上げなど新機能

Googleは8日、Google アシスタントの新機能を発表した。CES 2020会場には大型の専用ブースを設置。「Hey,Google」の大きな看板とともに、Googleアシスタントを中心にGoogle Nest Hubなどでの応用例を紹介している。

新機能の「Scheduled Actions」は、Googleアシスタントを介して、スマートデバイスの操作を予約できる機能で、「コーヒーメーカーを6時に動かして」といった指定が可能。2020年後半に追加予定という。また、Google Homeアプリには、電源や空気清浄機、バスタブ、コーヒーメーカー、掃除機などの対応機器が登録可能になる。

付箋(sticky note)にも対応。スマートディスプレイの画面を使って家族などにメモを残せる機能となり、付箋を見るのにログインなどは必要ない。例えば家族にペットにすでにご飯をあげたよ、と伝える場合は、「Hey Google, leave a note that says I already fed Max breakfast.(Hey,Google ノートを残して。もうMaxに朝食をあげたよ)」と話しかける。

また、在宅している人にすぐに連絡できる「speed dial」も2020年後半追加。在宅している場合は、スマートディスプレイでビデオ通話が行なえる。

読み上げ機能も強化。より長文をなめらかに読み上げでき、Webページなどにも対応。42カ国語に対応する。プレビュー版としてCESで紹介している。

Read It with the Google Assistant: Listen to web pages

また、プライバシーへの配慮についても紹介。一週間の履歴をアシスタントに話しかけて消せることなどをアピールしている。

テレビにおけるGoogleアシスタント対応も強化。ファーフィールドマイクにより、リモコンを使わずにテレビをGoogleアシスタントで立ち上げて操作できるようにする。ハイセンスやTCLが米国で対応する。またSamsung Smart TVの2020年モデルでもGoogleアシスタントに対応する。