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「東京ユアコイン」開始。時差通勤などでTOKYU POINT付与

東京都は、時差通勤やマイバッグ利用など、SDGsの推進を中心とした東京への社会的・経済的な貢献を行なった都民等に対して、「東京ユアコイン」を発行。1月14日から3月31日まで実施するモデル事業の詳細概要が決定した。

モデル事業では、東京都から受託した東急エージェンシーと、東急が推進役を担い、東急電鉄、東急ストア、東急カードが事業協力する。東京への社会・経済的な貢献を行ない、SDGsに寄与した都民などにTOKYU POINTを「東京ユアコイン(生活型)」として発行し、その効果をはかる。

具体的な施策は、オフピーク通勤促進事業、No!レジ袋促進事業、地域商店街購買促進事業、自然環境保護促進事業の4つ。事業全体での付与ポイントは2,500万ポイントで、施策ごと、期間ごとに定める付与ポイントが上限に達し次第終了。

オフピーク通勤促進事業では、東急線都区内駅全62駅から出発するPASMO・Suica定期利用者(電車とバスで貯まるTOKYU POINT登録者)で、始発から6時台に乗車した早Biz、9時30分から10時30分の間に乗車した遅Bizによる、通勤混雑緩和に協力したオフピーク通勤者を対象にポイントを付与する。

付与されるポイントは期間ごとに異なり、1月14日から17日は1回/1日あたり20ポイント。20日から24日は1回/1日あたり50ポイント。27日から31日は1回/1日あたり100ポイントを付与。2月3日から28日は、期間中平日で5回以上の参加者全員で800万ポイントを山分けする。

No!レジ袋促進事業では、東急ストア都内全47店舗で、TOKYU POINTカード会員を対象に実施。申告者にポイントを付与する東急ストアでは通常でもNo!レジ袋申告者に2ポイント付与しているが、1月14日から31日までの期間はそれに加えて3ポイント(計5ポイント)付与、2月1日から23日までは8ポイント(計10ポイント)を付与する。

地域商店街購買促進事業では、2月1日から3月1日の期間中、自由が丘商店街の TOKYU POINT加盟店で、TOKYU CARD決済で1,000円以上の買い物や食事などをした人に追加で100ポイントを付与(同一店舗1日1回のみ)。また、期間中に3店舗で1,000円以上利用した人には300ポイント、5店舗で1,000円以上利用した人には700ポイントをボーナスポイントとして付与する。

また、自由が丘商店街振興組合インフォメーションセンターで地産商品である「丘ばち はちみつ(非売品)」を TOKYU POINT引換(888ポイント/1人1個限り)にて限定数を特別頒布する。期間は2月1日から3月31日。

自然環境保護促進事業は、TOKYU POINT保有者であればだれでも参加可能で、1月14日から2月29日の期間中、TOKYU POINT(1,000ポイント単位)を東急財団の環境関連事業に寄付すると、同額のポイントを東京ユアコインとして併せて財団に寄付され、多摩川流域の環境活動などへの助成資金として活用される。