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キャッシュレス決済「10月以降増えた」が7割。電通調査

「10月以降、キャッシュレス決済の利用頻度は増えたか」に対する回答(486サンプル)

電通は、生活者と中小事業者の経営者に「キャッシュレス意識に関する調査」を実施した。生活者の7割が10月以降キャッシュレス決済が増えたと答えている。

生活者への調査では、今年10月に政府がキャッシュレス還元施策をスタートして以降、「キャッシュレス決済の利用頻度が増えた」という生活者は71.0%に上った。また、キャッシュレス決済の利用頻度が増えた理由として、「政府のキャッシュレス還元施策を受けたいから」と答えた人が49.3%、「決済会社のキャンペーンや特典が魅力的だったから」が40.0%、「レジでの決済スピードが早いから」が36.4%になっている。

10月以降、キャッシュレス決済回数が増えた理由は何か(345サンプル)

全体で82.8%の生活者が、「政府のキャッシュレス還元施策が終了する2020年6月以降もキャッシュレス決済を利用し続ける」と回答している。

キャッシュレス還元施策終了後もキャッシュレス決済を利用するか(500サンプル)

中小事業者に関しては、「2019年10月以降から、クレジットカードや電子マネー等のキャッシュレス決済を導入している」と回答した中小事業者(店舗)は全体の10.2%。それより前を含めると全体の49.6%がキャッシュレス決済を導入している。また、直近で最も増えた決済手段について聞いたところ、全体の56.2%がスマホ決済と回答している。

あなたのお店では、現金以外に「キャッシュレス決済」を導入しているか(335サンプル)
10月以降最も増えた決済手段は何か(83サンプル)

同調査は、20歳から69歳の一般生活者500名と、20歳から69歳の「従業員数が100名以下かつ資本金5,000万円以下の飲食、小売り業」の中小企業経営者を調査対象としている。