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ヤフー、飲食店の空席をリアルタイム表示。赤坂で実証実験

ヤフーは、飲食店の空席情報をリアルタイムで提供する実証実験を開始した。赤坂・赤坂見附エリア約50店舗を対象とした実験で、期間は12月12日~2020年3月31日。地域情報サービス「Yahoo!ロコ」で提供される(スマートフォン版のみ)。

店舗のテーブルに人感センサーを設置して実際の空席情報を収集し、特設サイト上に空席あり/混雑/満席の3段階の情報を表示する。これにより「近くで今すぐ入れる飲食店を探したい」というニーズに応える。空席をユーザーに知らせることで店舗は集客の効率化も見込めるという。

同社の調査では、外食産業の売上のうち、9割弱が事前予約無しの「ウォークイン利用」。オンライン予約は当日利用できない場合が多いため、当日予約無しに入れる店舗探しはニーズが高い反面、解決できていない分野の一つだという。

同社は1月にも同様の実証実験を行なっており、今回は店舗数を拡大している。実証実験で得られた結果は、今後Yahoo!ロコをはじめとしたYahoo! JAPANの各種サービスで活用していく。