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経産省が「Sansan」で名刺管理拡大。省内人脈を可視化
2019年12月12日 15:52
Sansanは、経済産業省が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の導入を試験的に拡大することを発表した。
経済産業省は、2015年に一部の局で試験的にSansanを導入。従来は個人で管理していた名刺を省内で共有することで、毎年ごとの人事異動による引き継ぎの簡略化など業務の効率化が認められたという。
今回の拡大は、経済産業省が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のため。国内外の産業構造の急速な変化に対応し、産業の現場に即した政策立案・実行が求められることから、現場とのつながりを広く共有し、効率的に活用する仕組みとして、Sansan導入を拡大する。今回導入されるのは同省が強化している「J-Startup」など、スタートアップ支援の関連部局。
同省はSansanへの評価として、99.9%という名刺の読み取り精度と、名刺管理工数の削減により人脈共有が容易になったほか、名刺情報を通じた省内コミュニケーションも活発化。名刺を持ち歩いたり管理する必要がなくなることで、情報流出リスクも削減。導入後のコンサルティング体制も手厚く、二人三脚で活用を推進できたという。
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービス。名刺をスキャナやスマホアプリで読み取ることで、名刺情報を管理・共有できる。