ニュース

加熱式たばこ機器リサイクル、gloとPloomが参画。IQOSは対象外

加熱式たばこ機器の「glo」および「Ploom」各種の使用済み本体等を対象としたリサイクル事業が、2020年2月より、首都圏の一部たばこ販売店にて開始される。日本たばこ協会、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BAT)、日本たばこ産業(JT)による取り組み。

回収対象は、 gloとPloom各種の使用済み機器本体と一部の消耗品。IQOSは対象外。ユーザーが回収店舗に持ち込んだ対象機器等を日本たばこ協会が回収し、適切にリサイクルするとしている。

回収店舗は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の一部たばこ販売店等(約500店舗)。2020年内の全国拡大を予定。回収店舗には、目印としてリサイクルマークステッカーを掲示するほか、開始以降、日本たばこ協会、BAT、JTのホームページ等に掲載する。

リサイクルマークステッカー

目的は、加熱式たばこ市場の成長に伴うリサイクルに対するユーザーの関心の高まりや、廃棄方法に困っているユーザーへの対応。現在は各自治体のルールに則ってユーザー自身が廃棄する必要があるが、たばこ業界の自主的な取り組みとして使用済み機器等の回収を行なうこととしたという。リサイクル事業では、部品の再生利用や、焼却による熱回収を行なう。

なおJTは、5月から東京都内のPloom専門店およびたばこ販売店約300店舗にて、プルーム製品のバッテリー、専用たばこカプセル、専用カートリッジ等の回収を実施しているが、2020年2月から日本たばこ協会のリサイクル事業へ移行する。