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北海道ボールパーク開業に向けた新駅計画。北広島駅は駅舎改修
2019年12月12日 12:18
JR北海道は、2023年予定の北海道ボールパーク開業に向けた、駅前に同施設をのぞむ新駅案の概要、および現時点での最寄り駅となる北広島駅の改修計画を発表した。
新駅については、札幌と新千歳空港等を結ぶ路線の、北広島駅と上野幌駅の間にて計画。ボールパークからのスムーズな移動ルートの確保を図る。
また、ナイター終了時など利用者が集中した際の安全性、快速エアポート等の列車通過時の安全性、新駅始発の臨時列車対応可能な引き上げ線の配置などを考慮して検討を進めている。
工事費は連絡通路を含まない駅部分で80億から90億円規模。請願駅のため、工事費は請願者負担。工期は設計や行政手続き等含めて約7年。仮に2020年度中に意思決定、2021年度から着手した場合、2027年度末開業となる。
北広島駅の改修については、下りホームの延伸、自動改札機の移設および増設、駅レイアウトの変更、エレベーター改札口の新設を計画する。
改修費用は約9億円規模で、エレベーター改札口以外はJR北海道負担。現在はホーム延伸および駅舎改修の実施設計を進めており、エレベーター改札口は北広島駅と調整しながら検討を進めているという。
工事期間は2020年9月頃から2022年12月頃。順次使用開始とするが、ホームを含む全面使用開始はボールパーク開業時期の2023年3月を見込む。