ニュース
空港直結大型ホテルや天然温泉「羽田エアポートガーデン」。'20年春開業
2019年12月10日 19:25
住友不動産と羽田エアポート都市開発は、羽田空港第2ゾーン地区で開発を進めている羽田空港直結複合開発プロジェクトの街区名称を「羽田エアポートガーデン」に決定した。2020年春に開業予定。
羽田空港国際線ターミナルに直結する立地を活かし、宿泊施設と複合業務施設を展開。1,717室(ラグジュアリー160室、ハイグレード1,557室)のエアポートホテルを核に、MICE対応の約2,400m2のイベントホール・会議室、富士山・飛行機を望む約2,000m2の展望天然温泉、地方都市・観光地へのルートも確保した15停留所のバスターミナル、約90店舗の商業施設による複合開発を行なう。
事業者は、住友不動産100%子会社の羽田エアポート都市開発。敷地面積は約43,000m2、延床面積は約91,500m2、階数は地上12階。
住友不動産は、新ラグジュアリーホテルブランド「ヴィラフォンテーヌ プレミア」を立ち上げ。33m2の客室から173m2のスイートルームまで、全室シャワーブースを完備した6タイプ、160室を用意した「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」は、全室リバービューとする。
「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」は、全13タイプ1,557室のハイグレードホテル。
天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」は、広さ約2,000m2の展望露天風呂のほか、4種の内湯、3種類の岩盤浴を用意する。
レストランは、ホテル直営の6つのレストラン・カフェ・ラウンジのほか、併設商業施設内に600m2・約230席のフードコートを用意。レストラン・軽飲食店と合わせて、30店舗を展開する。ショッピングゾーン「ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」は60店舗で、空港利用者に便利なドラッグストアやコンビニも揃える。
イベントホール「ベルサール羽田空港」は、約700名まで収容可能。広さ1,140m2、天井高4.5mの大型ホールのほか、会議室・バンケット(10室)などにより、国際会議や学会など空港直結MICE会場として利用可能としている。
「羽田エアポートガーデンバスターミナル」は、15の停留所を設置。新宿、渋谷など都内の主要駅への都心路線のほか、白馬、草津温泉などの観光エリア、東北、北関東、中部、北陸、近畿の地方都市と羽田空港を結ぶ中長距離路線など、1日約900便が発着する。予約可能な450台超の駐車場も備える。