ニュース
集英社、マンガ・ラノベなどを扱う独自の電子書店「ゼブラック」
2019年12月9日 17:10
集英社は、新しい総合電子書店「ゼブラック」を12月9日より提供開始する。集英社の少年マンガ、少女マンガ、青年マンガ、ライトノベルなどを取り扱うほか、今後デジタル写真集も販売。対象作品を毎日1話ずつ読める「話読み」や雑誌の定期購読も展開する。
電子書籍業界では、電子書店独自のヒット作が生まれるなど、作品の売り方が多様化しているという。集英社も独自に書店を運営することで、様々な作品に脚光があてられるような多様な売り方に挑戦し、販売経験とデータをさらに作品へと還元できる体制を作るとしている。
ゼブラックはiOS/AndroidアプリとWebで展開。ジャンプコミックスや、ヤングジャンプコミックス、りぼんマスコットコミックス、マーガレットコミックス、JUMP j BOOKS、デジタル写真集などを順次配信する。
定期購読はサービス開始後、順次対応となる。対象は「週刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」「ウルトラジャンプ」。申し込みは各雑誌ごとで、加入中に発売された号が閲覧可能になる。
作品を話単位で読める「話読み」では、対象作品ごとに1話分読めるチケットを付与。チケットを利用すると72時間閲覧可能になり、23時間後に対象作品のうち好きな1話が読めるチケットが配布される。チケットで読める話数の公開範囲は、他ストアよりも広いとしている。対象作品は「鬼滅の刃」「ONE PIECE」「約束のネバーランド」「プラチナエンド」「俺物語!!」など。
リリース記念として、「全員2倍速キャンペーン」を実施。12月9日から28日の期間中、全ユーザーを対象に、話読みの回復時間が通常23時間のところを12時間に短縮する。