ドコモのd払いがモバイルオーダーの「O:der」と連携。資本業務提携

NTTドコモとShowcase Gig(ショーケース・ギグ)は、スマホ決済サービス「d払い」のミニアプリの機能拡充と、日本の実店舗領域におけるモバイルオーダーサービス、およびOMOの浸透を目的に、11月25日に資本・業務提携契約を締結したことを発表した。

資本提携では、ドコモはショーケース・ギグから10億円の第三者割当増資の引受と、既存株主から株式譲受を実施。出資時期は12月中旬。

業務提携では、ショーケース・ギグが保有する実店舗向けモバイルオーダープラットフォームをd払いのミニアプリプラットフォームと連携。双方が接点を持つ加盟店を中心に、OMOソリューションを提供。双方連携した加盟店営業活動を実施し、d払いミニアプリの導入を加速するという。

また、ミニアプリやd払いの利用拡大に向け、データを活用した加盟店向けマーケティングソリューションやコンサルティングサービスを提供するとしている。

今回の資本業務提携を通じ、ドコモの7,000万人を超える会員基盤と、モバイルオーダー・事前決済サービス「O:der」を提供するショーケース・ギグのシナジーにより、実店舗におけるネット注文集客やシステム連携といった課題に応えていく。