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コカ・コーラ、コーヒーメーカー「&Drip」を一般販売

日本コカ・コーラは、豆からドリップコーヒーが淹れられる、家庭向けカプセル式コーヒーメーカー「&Drip」を、12月6日より楽天市場、Amazon、二子玉川 蔦屋家電にて一般販売を開始する。価格は13,800円。

&Dripは、カプセル式コーヒーの主流であるエスプレッソではなく、「喫茶店のマスターがじっくりハンドドリップした、ブラックが美味しいコーヒー」を目指したコーヒーメーカー。10月よりクラウドファンディング「Makuake」にてテスト販売を実施。用意していた初期生産分の400台が1週間で完売したことをふまえ、正式販売に至ったとしている。

専用カプセルをセットしてボタンを押すと、約60秒でドリップコーヒーが淹れられる。内部の洗浄もボタン1つでできるほか、水タンクの代わりにペットボトルも利用でき、タンクに水を入れたり、洗浄したりする手間が省ける。

カプセルには、挽きたての豆とドリップ用フィルターを酸素濃度1%以下に保つバリア素材を使用。豆の酸化を防ぎ、焙煎したての香りと鮮度を保つという。

マスターが円を描きながらじっくりと均一にお湯を注ぐハンドドリップを再現するため、カプセルの側面に溝を入れ、カプセル全体に均一にお湯が行き渡る仕組みを採用。理想の抽出温度と湯量のバランスを追求し、喫茶店のハンドドリップの香りと味わいを再現したとしている。

専用カプセルはレギュラーブラック(12杯分)とカフェラテ(6杯分)の2種類。1箱12カプセル入りで各740円。今後ラインナップを拡充する。

デザイン監修はデザイナーの佐藤オオキ氏率いる「nendo」が担当。リビングに馴染むデザインとしており、キッチン以外に置くことを想定し、丸い取り出し口は、ドリップ時にコーヒーが飛び散らない工夫がなされているという。コーヒーを淹れ終わったり、水切れを伝えたりする通知音をギターの音色にし、喫茶店のような空間を演出するとしている。

カラーはダークレッドとホワイトの2色展開。外形寸法は、約285×180×210mm(高さ×幅×奥行)。重量は約3.6kg。水タンクの容量は約600ml。