トヨタのキャッシュレスアプリ「TOYOTA Wallet」。iDや銀行Pay対応、MaaSも

トヨタのキャッシュレス決済アプリ「TOYOTA Wallet」iOS版が11月19日から提供開始された。電子マネーのかざして決済、QRコード/バーコード決済など、複数の支払い手段に対応するアプリで、トヨタ自動車と、トヨタファイナンシャルサービス、トヨタファイナンスの3社が提供。Android版は2020年春に提供予定。

TOYOTA Walletは、プリペイド型の電子マネー「TOYOTA Wallet残高」と、クレジット型サービス「TOYOTA TS Cubic Origam Pay」、デビット型サービス「銀行Pay」の3つの支払手段(プリペイド、クレジット、デビット)に対応する。

決済方法(インターフェイス)は、TOYOTA Walllet残高が、iDもしくはMastercard コンタクトレスの「かざして決済」で、iDもしくはMastercard加盟店で利用可能。TOYOTA TS Cubic Origam PayはQR/バーコード決済でOrigami Pay加盟店で使える。銀行ペイもコード決済で銀行Pay加盟店で利用できる。

全国5,000店以上のトヨタ販売店で提供するサービスと「TOYOTA Wallet」によるデジタルサービスをかけ合わせ、利用者との接点を強化。また、トヨタ販売店のほか、「トヨタレンタカー」、「TOYOTA SHARE」、「KINTO」、「my route」、「MONET」など、トヨタグループ内外の様々なモビリティサービスと連携予定。「未来のモビリティ社会を支える基盤づくりにつとめる」としている。

TOYOTA Wallet残高のチャージ手段は、クレジットカードからのチャージのほか、銀行Payを活用した事業者型Payにより、複数の銀行口座からのリアルタイムなチャージに対応する。TOYOTA Walletには、三井住友カードと三井住友銀行、Origamiらが協力している。