浅草の新高架下施設「東京ミズマチ」、歩道橋は「すみだリバーウォーク」

東武スカイツリーライン 浅草駅～とうきょうスカイツリー駅間の高架下に開業する複合施設の名称が「東京ミズマチ」、隅田川に新設する歩道橋の名称が「すみだリバーウォーク」に決定。東武鉄道が発表した。開業は2020年春を予定。

東武鉄道は、墨田区と連携して浅草と東京スカイツリータウンを結ぶにぎわいのある水辺整備を推進している。年間3,000万人以上が訪れる浅草と東京スカイツリータウンの2大観光拠点をつなぐ水辺の魅力向上を図る。

東京ミズマチの名称由来は、東京スカイツリータウンの商業施設「東京ソラマチ」と合わせ、水辺の街であることをわかりやすく表すとともに、地域に根差した、誰もが親しみが持てる名称としたという。

浅草方面を望む商業施設(イメージ)

ロゴマークは、上部に鉄道高架橋と東京ミズマチ、下部にそれらが川面に映る様子をデザインし、水辺の空間を表現。また、マーク全体を横にして見ると漢字の「水街」と読める。

ロゴマーク

東京ミズマチ内には、コミュニティ型ホステル「(仮称)ワイズアウルホステルズ」が開業。そのほか、公園と川の環境と一体化したレストランや、スポーツと一緒にカフェが楽しめる施設、ライフスタイルショップ、日本初上陸のカフェなどが予定されている。

すみだリバーウォークの名称由来は、浅草と東京スカイツリータウンを結ぶ隅田川を中心とした水辺エリアを、訪れる人に回遊してほしいという想いが伝わる名称にしたという。

浅草側からの建設位置(イメージ)

また、すみだリバーウォーク新設にあわせ、既存の隅田川橋梁のカラーデザインを、東京スカイツリーに採用している「スカイツリーホワイト」を基調とした色に変更する。

東京ミズマチの敷地面積は約5,500m2、延床面積は約3,554m2。店舗数は13区画(12店舗、ホテル)。すみだリバーウォークの延長は約160ｍ、通路幅は2.5ｍ。