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1964年生まれの松原団地を再生。474戸の「ソライエシティ」

住友不動産と東武鉄道は、埼玉県草加市で開発を進めている、地上10階建て、計474戸のマンション「ソライエシティ ザ・パーク/ザ・ガーデン」の第一期分譲を、11月9日より開始した。完成は2020年12月下旬、入居開始は2021年3月下旬予定。

外観完成予想図(全景)

ソライエシティは、1964年完成の「松原団地」のUR都市機構による建替えにあわせ、道路、公園などを整備した大規模マンション。地区整備対象の面積は約54万m2。マンションは「ザ・パーク」(274戸)、「ザ・ガーデン」(200戸)からなる。

第一期販売戸数は31戸で、間取りは3LDK・4LDK、占有面積は75.30・81.38m2、価格は3,980万円から4,980万円。第一期は上層階中心で、全体の中心価格帯は3LDK・75m2、3,000万円台前半から中盤となる予定としている。

外観完成予想図(南側公園より)

2003年からUR都市機構が建替えに着手し、あわせて草加市が松原団地駅西側地区の整備計画を策定。都市計画道路や公園、公益施設等の整備などを担い、官民一体となった総合的な街づくりが進められてきた。

地区整備は、「環境住宅ゾーン」「生活交流拠点ゾーン」「沿道型ゾーン」「駅前都市型複合住宅ゾーン」の4つのゾーンによって構成。それぞれの特性に応じた土地利用の方針の下、整備したという。

マンションの目の前には約2万m2の「松原団地記念公園」を整備。電線地中化や建築物等の制限によって「計画的に美しく整備された街並み」としている。また、徒歩圏内に幼稚園・保育園、小中学校が揃っているという。最寄駅は、東武スカイツリーライン 獨協大学<草加松原>駅。

専有部眺望イメージ(公園借景)

獨協大学<草加松原>駅の旧名は、松原団地駅。大学のあるまちとしてイメージアップを図るとともに、国指定の名勝地「草加松原」を副駅名として、2017年に獨協大学前<草加松原>駅に改称した。

獨協大学