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ゼブラ、グリップを自分で巻いて完成させるシャープペン
2019年10月28日 12:26
ゼブラは、自分で触り心地や太さを選び、グリップを巻いて完成させるシャープペン「マイティグリップ」を11月14日より発売する。シャープペン本体とグリップシート1枚入りで価格は600円。
マイティグリップは、テニスラケットのグリップからヒントを得て開発された、自分で触り心地、太さ、やわらかさを選び、グリップを巻いて自分仕様にできるシャープペン。グリップバンドは吸汗性があり、手に汗をかいてもさらさらする感触のドライタイプと、高いグリップ性でしっかりと握れる、しっとりした感触のウェットタイプの2種類用意。
別売りのグリップバンド(価格は150円)を使い、2重、3重と巻く枚数を調整して、好みの太さとやわらかさにできる。長く使って汚れてしまった場合の交換や、別の色と組み合わせたアレンジ巻きも可能。
シャープペンは学生の勉強シーンにメインで使われる筆記具で、長時間使われる傾向がある。2020年度から、大学入学共通テストでも記述式試験の導入がされることからも、シャープペンを使う頻度や時間が増えると予想される。
一方で、人によって手の大きさや握り方が違うため、従来品のグリップでは自分の手に合う太さや、やわらかさのものが見つからず、「長時間使用していると手が疲れてしまう」などの不満があったという。
マイティグリップは、従来品への不満に対し、学生時代にテニスを経験したゼブラ社員が発想し商品化。自分で細かく調整できることで、持ちやすくなり、自分の力を発揮できるとしている。グリップバンドは、テニスなどのスポーツ用アクセサリーメーカー キモニーが製造。
ラインアップは、カラーがライトブルー、コーラルピンク、ブラックの3色。各色にドライタイプ、ウェットタイプがあり計6種展開。別売りのマイティグリップ専用グリップバンドには初回限定色のイエローとホワイトも用意。シャープペンの芯径は0.5mm。グリップバンドはウレタン製。