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渋谷駅直結「スクランブルスクエア」は全213店。独自コード決済アプリも

渋谷駅直結の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」が、11月1日にグランドオープン。また、QRコード決済機能を搭載した、渋谷スクランブルスクエア公式アプリをリリースする。

商業エリアでの出店店舗は全213店で、うち日本初が7店、都内初が4店、新業態は39店。地下2階から地上14階が商業エリアとなる。

テナント構成は地下2階から1階がFoods、2階から9階がLuxury/Fashion、10階から14階がLife style/Restaurant。業種の内訳は、物販店舗が約60%、食物販が約25%、飲食店舗が約15%という割合だという。

14階では、NHKが「様々なメディアを体感できる新スペース」をキャッチコピーとした「NHKプラスクロスSHIBUYA」を展開。11月はチコちゃんを前面に押し出したコンテンツを提供する。

12階と13階はレストランフロア。大阪・堀江発の「お好み焼き たまちゃん」が都内初出店するほか、塚田牧場を運営するエー・ピーカンパニーが一人鍋にフォーカスした「しゃぶしゃぶつかだ」をオープンする。

そのほか10階では、伊藤園が飲茶・物販・イベントスペース一体型店舗「ocha room ashita ITOEN」をオープン。お茶のおいしさ、魅力、文化、知識、お茶体験などにより、世界中にお茶への関心を広げ、お茶ファンを作り出すことを目指す。

1階と地下2階では、「THIERRY MARX」、「MORI YOSHIDA」、「Peace Cafe Hawaii」、「参和院」が日本初出店。そのほか「KINOKUNIYA」が地下1階ワンフロア展開で出店する。

日本初出店
THIERRY MARX
渋谷スクランブルスクエア1階入口

ライフスタイル関連では、カフェラウンジ「TSUTAYA BOOKSTORE」が11階に、渋谷エリア2店舗目となる「東急ハンズ」が10階に出店する。

東急ハンズ

渋谷スクランブルスクエアでは、公式アプリをリリース。アプリはQRコード決済機能を搭載しており、施設独自のスクランブルポイントを貯められる。貯まったポイントはアプリ内で取得したクーポンとあわせて利用できる。

渋谷スクランブルスクエアのショップ&レストランの年間の売上目標は400億円。

商業施設のほか、産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」を15階で展開。200名規模のイベントを行なえる「スクランブルホール」を中心に、「プロジェクトベース」、「クロスパーク」、「サロン」の4つのスペースを備える。

渋谷キューズ
クロスパーク

17階から45階はオフィスフロア。ソフトバンク、WeWork Japan、サイバーエージェント、ミクシィなどが入居する。

なお、渋谷駅から渋谷ストリーム・恵比寿方面に出られる、渋谷スクランブルスクエアの2階に位置する通路は、先行して開通している。