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渋谷の夜を230mの高さから俯瞰する。新・夜景スポット「渋谷スカイ」

渋谷スクランブルスクエア

11月1日にグランドオープンする渋谷駅直結の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」は、商業施設や展望施設をメディア向けに先行公開。夜には、エリア最高の230mの高さとなる展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」からの夜景を体験できた。

別の記事で、渋谷スカイからの昼の光景をお伝えしたが、夜になるとまったく異なる風景を楽しめるのはもちろん、ライトアップによる演出も見どころになる。これらを写真で紹介しよう。

渋谷最高峰230mの展望施設「渋谷スカイ」でヒカリエを見下ろす

まず始めに遠景から。新宿のビル群は距離が近く、明治神宮の暗闇との相乗効果もあってとても美しい。東京タワーもはっきり見ることができるが、東京スカイツリーは天候によっては若干霞むようだ。しかし、天気が良ければヌケが良い風景を、さらに冬になればよりクリアな夜景をのぞめるだろう。

新宿のビル群。手前の暗闇は明治神宮
スカイツリー(左)と東京タワー(右)

続いて、渋谷の夜を230mの高さから俯瞰で見る光景。渋谷ヒカリエ、ストリーム、さらには12月5日開業予定のフクラスなど、再開発が進む渋谷の街を観察。フクラスでは、壁面を使ったライトアップが始まっていることを確認できた。桜丘地区の再開発が進めば、また違った風景になるのであろう。

渋谷ヒカリエ
渋谷ストリーム
渋谷フクラス

そして忘れずに見ておきたいのが渋谷スクランブル交差点。多くの人や車が行き交う光景は、どれだけ見ていても飽きることはない。そこから少し上に目線を上げると、交差点を中心に放射状に伸びるセンター街、文化村通り、公園通りと、それらの道に沿って賑わう街の光を見られる。

なお「Forever21」は10月末日閉店予定で、渋谷スカイオープンの11月1日には看板は見えないかもしれない。何度も足を運べば、変わっていく渋谷の街を楽しめる。

渋谷スクランブル交差点
ハチ公口側の街並み。「Forever21」の看板の光が消える日も、そう遠くはない

外に見える風景だけではなく、内側を見てもおもしろいのが渋谷スカイの特徴。スクランブル交差点を見下ろすスポットの「SKY EDGE」がライトアップされるほか、渋谷スカイの最も高いビューポイントとなる「GEO COMPASS」、横になって空を見上げられるハンモックにも光が灯される。ライトアップが明るすぎると夜景が霞んでしまうのだが、そうはならないほど良い明るさだ。

SKY EDGE
GEO COMPASS
GEO COMPASSから渋谷スカイ内側を見る
ハンモック

ライトアップではないのだが、屋外に設置されたエスカレーターも夜の帳に映える。

そのほか渋谷スカイでは、サーチライト18台による光の演出「CROSSING LIGHT」が行なわれる。

なお、メディア向け公開時は三脚使用が許可されたが、通常時の三脚や自撮り棒の使用は禁止。さらにネックストラップを着けていないカメラや双眼鏡の持ち込みも禁止されているので注意が必要だ。バッグ、帽子や傘などの持ち込みも禁止されており、荷物は46階に設置されたコインロッカーに預ける。

また、時折強い風が吹き、下界よりも寒く感じることを認識しておきたい。「寒いから早く帰ろう」とならないためにも、1枚多く着る、カイロを仕込むなどの準備をすることをおすすめする。

入場料金は、Webチケットで幼児500円から大人1,800円、当日券のみの窓口チケットは幼児600円から大人2,000円、3歳未満はいずれも無料。当日券の取り扱いは12月1日から。