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渋谷最高峰230mの展望施設「渋谷スカイ」でヒカリエを見下ろす

渋谷スクランブルスクエア

渋谷駅直結、エリア最高の230mの高さとなる複合施設「渋谷スクランブルスクエア」が、11月1日にグランドオープンする。オープンに先立ち、メディア向けに内部が公開された。

11月1日にオープンするのは、渋谷スクランブルスクエア 第I期(東棟)。規模は地上47階、地下7階、敷地面積15,300m2、延床面積276,000m2。商業施設、産業交流施設、オフィス、展望施設で構成される。

これらの施設の中で目玉の1つが展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」。約2,500m2の屋上展望空間と、約3,000m2の46階屋内展望施設があり、屋上に至るまでの導線や屋内展望施設で展開する演出も見どころとしている。それでは、ここから渋谷スカイを写真で紹介する。

入場料金は、Webチケットで幼児500円から大人1,800円、当日券のみの窓口チケットは幼児600円から大人2,000円、3歳未満はいずれも無料。当日券の取り扱いは12月1日から。14階にチケットカウンターが設置されている。

チケットカウンター

展望施設に昇るためのエレベーターホールの天井では、人の動きに反応する映像演出を展開。さらにエレベーター内でも、天井での映像演出、さらに音響演出が用意されている。

エレベーターホール
エレベーターの天井

エレベーターは45階までで、降りた場所は暗い空間となっている。そして展望施設へとつながるエスカレーターに、明暗差を活かした空間演出が仕込まれている。

45階から展望施設へ昇るエスカレーター

46階まで昇り、自動ドアの外に出ると、天井のない開放的な展望施設に到達。眼下に渋谷の街、目の前には明治神宮の森と新宿のビル群が見える。

屋外に出て目の前に広がる光景

そこからさらに、渋谷最高峰230mの最上階の47階へと進む。

47階へ昇るエスカレーター

47階からは、どこからどのように見ても、初めて体験する光景が広がる。渋谷最高峰ということで、渋谷ヒカリエや渋谷ストリームを見下ろせる。

渋谷ヒカリエを見下ろす
渋谷ストリームと「Google」を見下ろす

東京を代表する2つの塔「東京スカイツリー」と「東京タワー」をのぞむことができるほか、天気がよければ富士山も見えることのこと。この日は残念ながら曇りのため富士山は見えなかった。

スカイツリー
東京タワー
富士山方面

展望施設では、遠くまで見渡せることに醍醐味を感じるが、ここでの見どころはもう1つ、渋谷スクランブル交差点を真上から見下ろせることが特徴となっている。

渋谷スクランブル交差点を見下ろす

展望施設には、渋谷スカイの最も高い位置となる「GEO COMPASS」を設置。展望施設やその先にある光景をグルリと見渡せる。また、その足元には世界地図が描かれている。

GEO COMPASS
GEO COMPASSの足元

渋谷スカイには、ハンモックやソファなど、ゆったりと楽しむための設備も用意されている。

ハンモック
ハンモックに寝た時の光景
ソファはスカイツリーや東京タワーが見える方向に設置

次に46階の屋内展望施設に降りてみたが、こちらも十分に眺望を楽しめる場所だ。

屋内展望施設からのスカイツリー(左)と東京タワー(右)

また、屋内展望施設には眺望以外でも楽しめる仕掛けを用意。その1つ、「PARALLEL WINDOWS」では、3つのディスプレイが並び、時が変わっていく光景、世界各国の光景、前に立った人の形をアートのように投影した映像が、それぞれ流れる。

PARALLEL WINDOWS
渋谷の風景から海外の風景に切り替わる
人が前に立つとこのような画面に

そのほか、10台の4K70インチディスプレイを並べ、時の流れを映像で表現しているという「TIME RIVER」や、渋谷に関わる様々なデータをビジュアライズ化した「DATA SCAPE」が設置されている。

TIME RIVER
DATA SCAPE

カフェ&バー「パラダイス ラウンジ」という、飲食を楽しめるスペースも用意。さらに帰りにはお土産ショップ「SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP」での買物を楽しめる。

パラダイス ラウンジ
SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP

展望施設を回った後、下りのエレベーターに乗り14階へ。暗い通路を進むと、出口で突然、コントラストにクラッとするほどまぶしい光に迎えられる。これが渋谷スカイの、最後の空間演出のように感じられた。