ニュース
トンボ鉛筆、滑りにくい加工の「かきかたえんぴつ」
2019年10月21日 18:15
トンボ鉛筆は、保護者の要望を取り入れた学童文具シリーズ「イッポ/ippo!」より「しっかりもてるかきかたえんぴつ」を10月25日より発売する。六角軸と三角軸の2種類展開。価格は1ダース720円。2本入り(六角軸のみ)120円。
しっかりもてるかきかたえんぴつは、子どもが鉛筆をしっかり持って、筆圧がかけられるように木軸にすべり止め加工を施した小学校低学年向けの鉛筆。木軸の仕上げ塗料にマイクロ粒子を練り込み、表面に微細な凹凸が付くよう多層塗装。トンボ鉛筆の通常塗装のかきかたえんぴつと比較して、ふつうの手で約2倍、汗をかいた手で約3倍すべりにくいという。
滑り止め効果を持つ加工として、ゴム系のような弾性を持たせた素材を使用した場合、べたついたり、ゴミが付きやすいといった問題がある。この鉛筆の加工は、かるく触れた時はサラサラとした感触で、強く握ると細かい凹凸に指がかかりすべりにくくなるのが特徴としている。
軸には鉛筆を正しく持つためのガイドをプリント。六角軸の場合は3面に、三角軸の場合は全面に2色の水玉のガイドが施されている。正しく持っている場合、人差し指をガイドに合わせると、親指が他の面の同じ色のガイドに合うため、子どもが正しく持っているか自己評価でき、正しい持ち方が身につくとしている。
ガイドは青色と緑色、朱色と黄色などの2色で直径約3ミリの水玉模様。右手持ちでも、左手持ちでも使える。
ラインアップは、六角軸と三角軸の2種類で、硬度は2Bと4B。ダース箱の柄は2種類。
