クックパッドマート、マンション共用部に生鮮受け取りボックス

クックパッドは、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、新たに集合住宅向けサービスを開始。導入第1弾として10月24日より、三井不動産レジデンシャルの分譲済みマンション「パークホームズ豊洲ザ レジデンス」(総戸数693戸)の居住者向けに提供開始する。

クックパッドマートは、生鮮食品に特化したECサービス。地域の販売者や生産者の販売する食材をアプリから購入できる。商品は、地域の店舗や施設に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」に配達され、ユーザーの好きな時間に立ち寄って受け取れる。

個別宅配ではなく、複数のユーザーの商品をマートステーションへ共同配送することで、配送効率を高め、1品から送料無料の当日集荷・配送を実現。現在、東京都23区内、神奈川県横浜市、川崎市のドラッグストアなどの店舗や施設で提供している。

新たにマンションにも導入。集合住宅向けサービスでは、集合住宅共用部に生鮮宅配ボックス「マートステーション」を設置し、居住者がサービスを利用できる。

マートステーションは、スマートロック搭載で常時施錠。商品購入者のみが、受け取り時にロックを解除して扉を開けられる。集合住宅やオフィスなど、利用者を限定したい受け取り場所では、関係者のみ利用できるセキュリティ機能が付与可能。今回導入されるパークホームズ豊洲ザ レジデンスも、このセキュリティ機能により、居住者のみが利用できる。

クックパッドでは、賃貸、分譲問わずマンション、団地、社宅、学生寮など共用部を持つ、東京23区内、神奈川県横浜市、川崎市の総戸数200戸以上の集合住宅を対象に集合住宅向けサービスの導入先を募集している。