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高齢ドライバーの認知機能を鍛える運転シミュレーター。損保ジャパンとセガ

損害保険ジャパン日本興亜とセガ・ロジスティクスサービスは、高齢者の事故の削減を目的とした「運転シミュレーター」を共同で開発。12月から提供を開始する。

運転シミュレーターは、運転に関する認知機能や運転技能を診断・トレーニングできる機能を備えた装置。

シミュレーション画面イメージ

シミュレーター上の運転結果をもとに、危険予測や判断力・記憶力など運転に関する認知機能のレベル、操作の正確性や反応速度など運転技術のレベルがチェックできる。また、チェック結果を、「運転脳年齢」および「運転技能分析」としてスコア化する。

診断結果イメージ

シミュレーターでさまざまな運転シーンを繰り返し体験することで、記憶力や判断力・反応力などのトレーニング効果があるという。さらに、シミュレーター上での事故のヒヤリハットの場面を経験することで、実際の車の運転時の事故防止意識が高まることを見込む。

今後、自動車ディーラーや自動車教習所などをターゲットとした導入提案を行なう。