渋谷公会堂「LINE CUBE SHIBUYA」オープン

LINE CUBE SHIBUYA 外観

LINEがネーミングライツを取得した渋谷公会堂「LINE CUBE SHIBUYA」が、10月13日にオープンした。

LINEでは、新たなビジョンとして発表した「Life on LINE」を実現するための3つの戦略として“offline”、“Fintech”、“AI”を掲げている。LINE CUBE SHIBUYAは、“offline”のひとつの形として、オンラインとオフラインが融合するOMO(Online Merges with Offline)の概念をもとにした「次世代コミュニケーションホール」としている。

ライブ配信サービス「LINE LIVE」や音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」と連動し、「LINE CUBE SHIBUYA」で行なわれているライブ映像や音源をリアルタイムで配信。会場での公演のみで終わらない“オフラインとオンラインをつなげた公演”としている。渋谷の街の施設内外に設置するLINE Beaconを経由して、LINE CUBE SHIBUYAを軸に、街全体にエンターテインメントの熱量を広げていくという。

電子チケットサービス「LINE チケット」では、ライブ当日のスケジュールや交通状況などをLINEのメッセージで届けることで、ストレスなくライブを楽しめる環境を提供予定。ライブ前後に渋谷の近隣店舗で利用できるクーポンの配布をするなどして渋谷エリアの活性化するとしている。

スマホ決済サービス「LINE Pay」や LINE公式アカウントも活用。ドリンクやグッズなどの購入時間を短縮し、会場内で実施されるライブや公演を十分に楽しめる環境を創出するという。今後は、さまざまな企業と連携できるような場の提供を予定している。

収納人員1,956人(オーケストラピット126席含む)。地上6階、地下2階建てで、高さは地上31.95m。所在地は渋谷区宇田川町1番1号。