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ポイント還元事業公式アプリ、マップの誤りを2~3週間で修正

経済産業省は、キャッシュレス・ポイント還元事業にて公式で公表している店舗情報の誤りについて、10月中旬までを目途に集中的に修正することを発表した。またマップで、同一店舗であるにもかかわらず複数のピンが表示される問題については、11月中旬までを目途に名寄せを行なうとする。

公式アプリ 画面

決済事業者による入力ミスを原因とした、中小店舗の還元率・住所・電話番号・決済手段・区分(固定店舗/移動販売/EC)などの店舗情報が誤って表示・登録される例があるという。現在、決済事業者に対し誤りを速やかに修正するよう求めており、10月中旬を目処に修正する。

同一店舗が複数のピンで表示される原因は、中小店舗が複数の決済事業者毎に別々のIDを発行し別々の店名などを登録した結果としている。

また、地図上のピンの位置と実際の住所が一致しないという不具合が一部の店舗で発生しており、10月7日以降、店舗から事務局への申請に基づき、2週間から3週間を目途に修正。さらに、現在Web版の公式マップで展開している絞り込み検索機能を、10月中を目処に公式アプリへ追加する。

Web版公式マップ 画面

そのほか、決済事業者の申請受付や手続の遅れにより、一部の中小店舗について登録手続が滞る事態が発生しており、決済事業者に個別ヒアリングの上、体制強化など具体的な対応を求めているとする。

「既にキャッシュレス決済を導入している店舗は、本事業への登録は不要」「複数の決済事業者と契約している場合は、一つの決済事業者に登録をすればいい」などの誤解があるとし、今後は店舗の申請手続に関する情報の周知徹底を行なうとしている。