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Amazon、切替可能な音声アシスタント実現へ、MS、Boseら30社と協力
2019年9月26日 01:32
Amazonは25日(米国時間)、MicrosoftやBMW、Spotify、テンセント、Sonosなどと音声アシスタントの相互互換性の実現に向け「Voice Interoperability Initiative」を立ち上げた。1つのデバイスで、Amazon Alexaだけでなく、MicrosoftのCortana、SalesforceのEinsteinなどの音声アシスタントを使い分けられる環境の実現を目指す。
対応を表明しているのは、Amazonのほか、Baidu、BMW、Bose、Cerence、ecobee、Harman、Logitech、Microsoft、Salesforce、Sonos、Sound United、Sony Audio Group、Spotify、Tencent、Free、Orange、SFR、Verizonなど30社以上。AmlogicやInnoMedia、Intel、MediaTek、NXP、Qualcommなどの半導体メーカーも参加している。なお、GoogleやAppleは参加していない。
主な取り組みは以下の通り。
- 利用者のプライバシーやセキュリティを守りながら、シームレスに切り替えられる音声サービスの開発
- 複数のウェイクワードに対応した、選択肢と柔軟性ある音声操作デバイスの実現
- 1つのデバイスにおける複数音声サービス対応を用意にするソリューション提供
- 機械学習と対話型AI研究の推進による、音声サービスの品質や相互運用性の向上