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「SuicaとTOICA」など、JR3社がエリアをまたぐICカード定期券
2019年9月24日 14:45
JR東日本、JR東海、JR西日本の3社は、在来線と新幹線におけるIC定期券のサービス向上で連携し、「SuicaエリアやTOICAエリア」など、各社のエリアをまたぐ区間の在来線定期券をSuica、TOICA、ICOCAで発売する。さらに新幹線定期券「FREX」「FREXパル」のICカードでの発売も行なう。サービス開始時期は2021年春を予定。
各社のICサービスエリアをまたがる在来線定期券を交通系ICカードで発売。「SuicaエリアとTOICAエリア」「TOICAエリアとICOCAエリア」などの区間の在来線定期券を、Suica、TOICA、ICOCAで発売する。これにより、各社のICサービスエリアをまたがって通勤・通学する定期券利用者が、自動改札機にタッチするだけで改札を通過でき、紛失時の再発行も可能になる。
また、TOICAのサービスエリアを熱海、国府津、米原の各駅まで拡大。熱海・国府津・米原~TOICAエリア間を乗車する場合でも、自動改札機を利用可能になる。
新幹線定期券「FREX」「FREXパル」も、これまでの磁気定期券に加え、Suica、TOICA、ICOCAの交通系ICカードでも発売。これにより、東海道・山陽新幹線で通勤・通学する定期券利用者の自動改札機でのタッチ通過や紛失時の再発行に対応する。
在来線IC定期券による「新幹線乗車サービス」の利用可能区間も拡大。東海道・山陽新幹線(東京~新岩国間)で利用可能になる。
いずれも、2021年春のサービス開始を予定。サービスの開始日や詳細は、決まり次第告知する。