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セブンイレブン、沖縄県内の店舗にペットボトル減容回収機設置
2019年9月20日 16:08
日本財団とセブン‐イレブン・ジャパンは、9月20日より、沖縄県内のセブン‐イレブン店舗(2019年8月末現在17店舗)にて“ボトルtoボトル”のリサイクル促進を目的とした「ペットボトル回収機」を順次設置する。
セブン-イレブンでは、2017年よりペットボトル回収機の設置を開始。現在東京都と埼玉県の316店舗に設置している。沖縄県でも、加盟店の協力のもと“ボトルtoボトル”の資源循環の仕組みを構築したとしている。
設置されるのは寺岡精工の「Bottle Squash(ボトルスカッシュ)」。使用済ペットボトルを投入すると機内で圧縮する。通常のペットボトル回収機と比較して、回収輸送の回数削減と、それに伴う排ガスと輸送コストの抑制が見込まれる。
沖縄県のセブン-イレブンへ納入されるタイプは、子どもや背の低い高齢者でも使用済みペットボトルを投入できるよう、投入口を約120cmの高さに設定。1機あたり小型ペットボトル約280本の回収する。
また、寺岡精工独自のプレ裁断圧縮方式を開発・採用したことで、減容したペットボトルを膨らみにくい状態に保つ。ペットボトルの飲み口部分を欠落せず減容でき、減容したペットボトルの資源価値を高めたという。なお、この回収機で減容したペットボトルの形状はリサイクル材として日本で初めて意匠登録されている。