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ぺんてる、樹脂製ペン先の万年筆「プラマン」。40年ぶりの新色
2019年9月10日 19:10
ぺんてるは、ペンと万年筆の特徴を兼ね備えた樹脂万年筆「プラマン」の発売40周年記念として、バーガンディなど限定インキ色6色を、9月10日より出荷開始する。価格は各200円。
プラマンは、金属のペン先を持つ高級品ではなく、敷居を下げて誰でも手軽に使えるようにと開発されたプラスチック万年筆。海老茶色のボディカラーと金属製のロングクリップ、インキ色を表すカラーインジケーターは40年間姿を変えていなかった。従来のインク色は黒、赤、青の3色だが新色6色を追加する。
新色は、バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーン、ダークグレイ、ターコイズブルー、セピアの6色。バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーンの3色セット(価格は600円)も展開する。従来の愛用者のほか、プラマンをいままで知らなかった人にも使ってもらうことを狙う。
樹脂ペン先は、多数の微細な孔を通ってインキが毛細管現象で伝わる方法を採用。先は細く削って全方位で書け、筆圧をかけることで先がわずかに2つに割れるほか、寝かしても書ける。ペン先を押さえるホルダーは裏表であえて長さを変え、裏表でしなりが変わるように工夫が施されている。
外形寸法は15×11×142mm。重量は11g。筆記線幅は0.4から0.7mm。材質は、軸とキャップがPP、ペン先・ホルダー・クリップ色表示がPOM、クリップが鉄。
新色発売と同時に世界中の愛用者の声を集めた40周年記念Webページを公開している。