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加熱式たばこ「glo」、2つの温度を選べる“pro”とコンパクトな“nano”

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、2種類の加熱式たばこデバイスの発表会を実施。2つの加熱温度で異なる味わいを楽しめる「glo pro」と、gloの中で最少サイズの「glo nano」を、10月3日から発売する。価格は、glo proが4,980円(税込)、glo nanoが3,980円(税込)。ともに増税後の価格。

(左)glo nano、(右)glo pro

250℃と280℃の加熱温度を選べるglo pro

glo proの特徴は、通常モードとブーストモードの2つの加熱モードを選べる点。加熱温度は、通常モードが250℃、ブーストモードが280℃。なお、従来のgloシリーズの加熱温度は約240℃で、通常モードでも従来より高い温度で加熱している。

glo pro

発表会では、約240℃の製品と比較しながらの体験ができたが、通常モードでも十分に力強さを感じ、ブーストモードだとさらにパワフルな吸い応えを得ることができた。

この加熱を実現したのが、gloで始めて採用された、誘導加熱技術(IH)だという。これまでは小さなヒーターを用いていたが、glo proではIHを採用することにより加熱温度が上がり、味わいを瞬時に引き出すことに成功したという。

通常モードでは約20秒で加熱が完了し、約4分間吸うことができ、ブーストモードでは約10秒で加熱が完了し、約3分間吸うことができる。フル充電に要する時間は約90分。連続喫煙可能回数は20回。

サイズは43×82×21mm(幅×高さ×奥行き)。カラーバリエーションは、ブラック、シャンパンの2色。

販売は、全国のgloストア、gloオンラインストア、10都道府県のコンビニエンスストアおよび主要たばこ取扱店。対象の都道府県は、北海道、宮城県、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県。全国展開は12月を予定。

glo pro

コンパクトサイズが特徴のglo nano

glo nanoの特徴は、コンパクトで手の中に納まるサイズ感。glo シリーズ 2 miniよりも約25g軽量化。充電時間も短縮しているという。

glo nanoの加熱温度は約240℃で従来製品と同様。glo proと比較するとマイルドな吸い応えとなるが、従来製品と同程度のキック感を楽しむことができる。そしてやはり、手に持った時の重量感なく喫煙できることが、glo nanoの魅力だろう。

glo nano

フル充電に要する時間は約60分。連続喫煙可能回数は10回。サイズは32×95×21mm(幅×高さ×奥行き)。カラーバリエーションは、ネイビー、ホワイト、レッド、ブルーの4色。

販売は、全国のgloストア、gloオンラインストア、コンビニエンスストアおよび主要たばこ取扱店。ただし販売されるカラーは店舗によって異なり、ネイビーがセブン-イレブン、ホワイトがファミリーマート、レッドがローソン(ローソン100除く)、ブルーがそれ以外のコンビニエンスストアとたばこ取扱店で販売される。

glo sensが全国展開。新フレーバーも

発表会では、8月19日に東京限定で発売した加熱式たばこ「glo sens」の、年内の全国展開に合わせて、4つの新フレーバーを追加することを発表。パンナコッタ、ドルチェ・フルーツ、トロピカル・フルーツ、ゼスティーアップルが追加され、計10フレーバー展開となる。

glo sensとフレーバー
glo sensの新フレーバー追加後のラインアップ

またglo proなどで楽しめる専用スティックneoシリーズにも、アジュール、ロッサ、スカーレットの、3つのフレーバーを追加。全国のセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン(ローソン100除く)で、10月3日より数量限定で販売される。価格は550円(税込)。

glo専用スティックneoシリーズの新フレーバー

neoの従来銘柄についても、11月中旬以降パッケージデザインをリニューアルする。

さらに、マクラーレン社とのグローバル・パートナーシップを発表。glo sensとglo nanoのマクラーレン社デザインが10月に発売される。

なお、今後のgloのラインアップは、当面はglo pro、glo nano、glo sens、glo シリーズ 2、glo シリーズ 2 miniの5製品で展開。徐々にglo pro、glo nano、glo sensの3製品展開へと切り替えていくという。