ZOZO、AI活用の「類似アイテム検索」。“似た色の服”などを探せる

ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」は、AIを活用し、各商品画面から閲覧している商品と似ている商品を検索できる、「類似アイテム検索機能」を8月26日より開始した。iOS/Androidのアプリ、ブラウザで利用できる。

類似アイテム検索機能は、各商品画面上にある「画像検索アイコン」をタップすると、閲覧中の商品の形・質感・色・柄などをもとにAIが似ている商品を検出し、一覧で表示。商品の再検索の必要がなく、ニーズに合う類似商品の見比べられるようになる。

類似アイテム検索機能の使い方

例えば、商品は気に入ったものの、サイズ・値段・細かな仕様など「あと一歩」の理由で購入に至らない際にも、ニーズに合う商品との出会いをアシストするとしている。

ジャケット・トップス・パンツ・シューズなど、全25カテゴリー中の主要8カテゴリーに対応。330万点以上の商品から似ている商品を検出できる。カテゴリーや商品数は順次拡大する。

1つの商品を起点として、「これと似た色の服をチェックしたい」「こんな柄の服がほしい」などの検索ニーズがあるという。一方、ファッションアイテムは、色や形などを表現する言葉が人によって異なる場合が多く、色やキーワードなどの検索だけでは、イメージする商品にたどり着けないことがあるため、この機能を導入。

数万人のユーザーを対象に実施した先行テストでは、非利用者に比べて利用者のサービスの滞在時間が4倍以上長い結果となり、利用率の向上にもつながったとしている。