新読書アプリ「ヨムト」。小説や新書などを毎日1話試し読み

ヨムトは、毎日1話ためし読みできる読書アプリ「ヨムト」をiOS/Android向けに26日より提供開始する。出版社・エージェントの10社と契約し、文芸・ビジネス・暮らし・ノンフィクションなどの書籍を配信する。料金は無料でアプリ内課金。

ヨムトは、文芸・エッセイ・ビジネス・ノンフィクション・暮らし・新書・ライトノベルの7カテゴリの本を扱い、縦書き表示に最適化されたリーダーを搭載した読書アプリ。小説やビジネス書など、文字ものの書籍を楽しめる品揃えと、毎日1話アンロックされるためし読みや、コインとチケットによる購入などを特徴としている。対応環境はiOS 10以上、Android 6.0以上。

取り扱い出版社は、イースト・プレス、英治出版、コルク、サンマーク出版、実業之日本社、祥伝社、日本文芸社、ぴあ、双葉社、ワニブックス。

ためし読みは、作品ごとに決められた範囲を1日1話分無料で読める。23時間後に2話目に進めるが、2話目を読めるようになるまでの待ち時間は作品ごとに独立しているため、ある作品を1話分読んだ後に別の作品の1話分が読める。

気に入った本はアプリ内課金を利用して購入可能。購入方法は、アプリでの通貨であるコインをチャージし、そのコインで書籍の1話分、または1冊を読めるチケットを購入。チケットを購入した本は、本棚からアクセスし、いつでも読めるようになる。ストリーム型の書籍データ配信により、読み始めまでの待ち時間を短縮しているという。

ヨムトは、2015年より本のレビューアプリStandを運営している。今回読書アプリの開発にあたり、販売タイトルの選定にStandのデータベースを利用し、長く読まれ続け、支持されている本を選んだという。タイトルは今後毎月追加予定。